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お知らせ

日本建築学会大会で東京理科大との共同研究を発表!


画面をクリックすると日本建築学会大会中国のページへ移動します。

2026年9月8日(火)から11日(金)の4日間、広島市の安田女子大学にて「日本建築学会大会 中国」が開催されました。
「Play, Play, Play 建築の未来を考える4日間」をテーマに、近年のデジタル技術や環境技術の急速な発展により、建築業界が大きな変革期を迎えている一方で、人間の身体性や感性の価値が改めて問われている建築の現状を捉え直し、実践と研究の双方を未来へとひらくための姿勢を示すことを目標に催されました。

大会では、災害対応とレジリエンス、生成AI・DX・ロボティクス技術、脱炭素・省エネ性能など、建築の本質と未来を再考する場として、多様な発表が行われました。

既存建物の耐震性能向上に関する研究を発表

東京理科大との共同研究では、「アラミド繊維シート・エポキシ樹脂(ソリッドリメイン)・ポリウレア樹脂を用いた既存RC造建物の耐震補強改修に関する研究」や「L型補強金物(グレートホルダー2型)による木造住宅の構造性能評価に関する研究」が発表されました。

  • 既存RC造建物の耐震補強改修に関する発表既存RC造建物の耐震補強改修に関する発表
  • 補強金物の性能評価に関する研究補強金物の性能評価に関する研究

「既存RC造建物の耐震補強改修に関する研究」では、アラミド繊維シートとエポキシ樹脂による補強を行った場合、補強前と比較して耐震性能を示す指標が向上し、さらにポリウレア樹脂を併用したケースでは、せん断破壊やひび割れの進展を抑える効果を考慮することで、耐震性能がさらに向上する傾向が確認されました。また、建物全体を一律に補強するのではなく、耐震性能が不足する階や方向を把握し、必要な箇所を重点的に補強することが重要であると述べています。

「補強金物の性能評価に関する研究」では、補強を行うことで建物全体の剛性が高まり、地震時の変形を抑えられることが確認されました。一方で、単純に「補強する場所を増やせばよい」というわけではなく、建物全体の力の流れを考慮して、適切な位置に補強することが重要であると示されました。

今回発表された研究では、それぞれ実地調査や実験結果に基づく解析が行われ、その結果、いずれの研究においても、既存建物の構造特性を踏まえた補強によって、耐震性能の向上や地震時の変形抑制につながる効果が示されました。これらの研究成果は、建物を建て替えるのではなく、既存建物の状態や構造特性に応じて必要な箇所を補強し、長く使い続けるための技術開発につながるものです。

日本衛生センターは、今後も大学・研究機関等との連携を通じて、既存住宅・建築物の安全性向上と長寿命化に貢献する補修・補強技術の研究開発に取り組んでまいります。

「日本建築学会大会 中国」の大会情報は、コチラ
「連続繊維補強工法」の詳細は、コチラ
「補強金物」の詳細は、コチラ
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