クリーンバリヤのよくある質問
質問 ■クリーンバリヤとは、どのような工事ですか?
答え 住宅床下の土壌面(地盤面)に特殊な樹脂を吹き付けて皮膜を作り、土壌からの湿気の蒸散とシロアリの侵入を同時に防止する工事になります。
質問 ■床下の工事ということは、床や畳を全部上げないといけませんか?
答え いいえ。床を上げなくても工事は可能です。床下収納庫などの進入口から、作業員が床下へ入って工事を行います。
質問 ■工事の期間は、どの位かかりますか?
答え 住宅の構造や床下にある廃材等の障害物の撤去量によって変わりますが、10坪で1日間、20坪で2日間、30坪で3日間が平均的な工事期間の目安です。
質問 ■廃材等の障害物の撤去量によって工事期間が変わるということですが、そんなに沢山の障害物が床下にあるのですか?
答え はい。すべての住宅にあるわけではありませんが、元々石を多く含んだ土地であったり、別の工事で出た廃材が残っていたり、床下調湿材を敷設している場合などもすべて撤去してから、クリーンバリヤの工事を行います。その量によっては、撤去と整地に時間がかかってしまうことがあります。
質問 ■なぜ、床下の障害物を撤去しなければいけないのですか?
答え 障害物を撤去し整地することで、床下の土壌面を平滑化して、被膜をできるかぎり均一の厚みに形成するためです。そうすることで皮膜の耐久性が向上します。
質問 ■特殊な樹脂を吹き付けるということですが、どんな樹脂ですか?
答え 酢酸ビニルとアクリル酸の水性エマルション樹脂の主剤と、ウレタン樹脂の硬化剤の2液を混合して吹き付けます。
質問 ■シロアリにも効果があるということですが、床下の土へ薬剤を撒くのですか?
答え いいえ。従来のシロアリ防除工法と違い、クリーンバリヤの樹脂の中に防除薬剤を入れ、皮膜中に薬剤を固定させます。
質問 ■被膜から薬剤が土の中へ染み込んだり、薬剤の臭いが室内にまで入ってきませんか?
答え いいえ。防除薬剤は皮膜中に固定されますので、土壌や空気中へ流出することはありません。環境汚染の心配もなく、安全性の高い工法です。
質問 ■皮膜の樹脂は、固まるまでどの位かかりますか?
答え 散布直後から樹脂の硬化は始まり、2~3分後には表面が硬化します。表面硬化が完了した時点で効力を発揮しますが、内部まで硬化するには約6ヶ月ほどかかります。但し、土壌の含水率によって硬化期間は前後しますが、内部硬化後には被膜の上に乗れるほど安定します。
質問 ■工事中や工事後に臭いはしますか?
答え 工事中の進入口付近では、散布した樹脂の臭いが若干するかもしれませんが、工事後に臭いが残る心配はありません。
質問 ■床下に水が溜まっているのですが、工事は可能でしょうか?
答え 溜まっている水を除去できれば、工事は可能です。但し、湧き水などで工事後にも水が溜まる場合にはできません。針状結晶や霜柱が発生する床下、植物が生えている床下も同様に工事不可となります。
質問 ■クリーンバリヤの皮膜は、ポリシートのように燃えませんか?
答え いいえ。散布された皮膜に自燃性はありません。土壌表面と密着状態になるため、火が被膜上に落ちたとしても蒸し焼きになるだけで、被膜自体が燃え上がることはありません。
質問 ■クリーンバリヤは、公に認可された工事なのですか?
答え はい。公益社団法人日本しろあり対策協会において、認定第20号を取得しています。
質問 ■日本しろあり対策協会とは、どのような団体ですか?
答え 木造建築物のシロアリ被害および腐朽を防止する目的で結成された公益法人で、シロアリの被害調査や防除薬剤・工法・材料の認定登録、防除施工士の検定・登録、講習会の実施等シロアリ防除のための様々な活動を行っている団体です。
質問 ■重要文化財などの公共工事に、クリーンバリヤが採用されたことはありますか?
答え はい。佐賀県の吉野ケ里遺跡の防水・防蟻工事や、熊本城の復元工事などの公共工事に施工実績があります。
質問 ■皮膜の耐久性はどの位ですか?
答え 皮膜性状期間は約10年で、当社施工の場合、10年間の工事保証が付きます。